【舞台出演と詩のワークショップ①】レポート
ぷろじぇくと☆ぷらねっと初の、詩と朗読のワークショップ開催です
こんにちわ。
ぷろじぇくと☆ぷらねっと演出助手のゆうぎりです。
【舞台出演と詩のワークショップ】第二回、3月14日のレポートを掲載させていただきます。
今回は初めての試みとして、会議アプリを
駆使して、遠方からでも参加可能な「リモートワークショップ」を同時開催しました!
一部、ワークショップ内容を動画で視聴ができます!
開催内容は以下です↴
■ワークショップタイトル:「舞台出演と詩のワークショップ」
■開催日:
第1回3/7(土)@Theater新宿スターフィールド
第2回3/14(土)@高田馬場 JETROBOT
★第3回3/21(土)@インストールの途中だビル インストジオ【今週開催!!】
■開催時間:16:00~19:00
■参加費:1,000円
今回はどんな内容?
①まず、声を出しやすくするリラクゼーションとストレッチ。
②日疋詩作品を使った群読表現を、会場とリモートで共通体験します。
③自作詩や持ち込みの詩を参加者が朗読し、
参加者一人一人について実戦的にカウンセリングしていきます。
④それぞれの課題点を明確にしたのち再度、ステージで朗読しブラッシュアップしていきます。
今回は初の試みとして、会議アプリを
利用して、ご自宅からでも参加可能な「リモートワークショップ」も同時開催しました。
ワークショップの内容の一部をご覧いただけます
舞台出演と詩のワークショップ③ 【朗読の効果的な間は舞台と違う】
ご参加いただいた方の感想
ご感想①:
同じZoomで遠隔で入ってる方々、高田馬場の会場にいる方々の詩をそれぞれ読み、それに日疋さんがもっとこうしたほうが良くなるよーとアドバイスしていく。それがこれぞワークショップという形で、一方的でなくそれぞれの作品や人間性に合わせたもので、演出やプロデュース、コンサルタントをしているぼくの勉強にもなった。
そこで尚且つ緊張感をほんのちょっとだけ、あとは和やかに進行していくって、僕も講義はしたことあるのでとてもむずかしいんだよね。そこはやはり日疋さん、日疋さんを好きな方々の人柄だろう。
ご感想②:
コロナが怖いので、山梨に引きこもっていたところ、日疋さんから案内が来たので、「ニコ生みたいなもんかな?」と思って、アプリをDLしたら、こちらの会話がめっさ向こうにも聴こえる、「ほぼ参加しとるやんけ」状態だったので驚きました。
まず、川名さんのストレッチ的な講座があって、良かったです。あれ、毎回、やって欲しいな。
それで皆さん、朗読をして、日疋さんが感想をいって直すって方式なんですが、パソコン越しにライブハウスでのワークショップに朗読で参加できることにまず驚きました。そして、参加者の皆さんが詩人や役者さんなので、皆さん、お上手なのに驚かされます。「最初から上手いから直す必要ないやん?」って思ったのですが、日疋さんが様々な裏技的なテクニックを伝授してくれるので、確かに皆さん、上達されていました。
ご感想③:
日疋士郎さんから授かる朗読指南。
一読しただけで、その方の改善ポイントを的確に見抜いて下さり、丁寧な指導を下さる場面では、その手腕に脱帽!
しかし日疋さんから指南を受けられて、緊張した甲斐がありました。
俯きがちな顔を上げることで、声が真っ直ぐ発音されることや、口内であくびをしながら笑うというミラクル発声練習法も享受いたしました!
さいごに
いかがでしたでしょうか?
「これから朗読を始めたい。」「舞台や朗読会での表現力を高めたい。」
俳優、詩人の枠組みを超えた表現者へのサポートも
ぷろじぇくと☆ぷらねっとでは企画してゆきます。
次回のワークショップは3月21日(土)を予定しております。
奮ってご参加ください。
次回ワークショップ(3月21日土曜日)の申し込みについて
最新情報はTwitterをチェック
昨日はワークショップの御来場頂き誠にありがとうございます。
— ぷろじぇくと☆ぷらねっと (@proplaweb) 2020年3月15日
予定している最後のワークショップは来週21日開催します。
⚫日時:3/21(土)16:00~21:00
⚫場所:インストールの途中だビル(仮)
〒142-0041 東京都品川区戸越6-23-21 pic.twitter.com/u1ZteaQgH3
#311ことばでできること
【311 ことばでできること 連詩:日疋士郎×新井隆人】
3.11から9年が経ちました。そして現在、コロナウイルスの影響で、3.11を追悼するイベントさえ開催が困難になっています。いま、わたしたちにできること。それは、ことばにできること。3月11日二人で連詩をつくります。
#311ことばでできること
新井隆人氏の素敵な呼びかけ。
そして出来上がった「現在」の追悼の思いがこちら↓
表現の場が狭まる昨今だからこそ、
私たちはできることを一つ一つやるべきであると、
再認識させられた企画だったと思う。
食って、寝て、生きて、次の表現へ続けていく。
無数の痛みと悲しみの上で私たちは息をしている。
「繋げていく」ことを辞めてはいけないのだと。
再度自分の心を震わせたいと思いました。
文:ゆうぎり くろむ
引用:新井隆人さんTwitterより(https://twitter.com/RyutoArai)
ぷろじぇくと☆ぷらねっと
コトアゲライブ‘20 Vol.01レポート
前代未聞です!自作詩を劇団がプロデュースして、ライブ仕立てでお届けするライブ。
ぷろじぇくと☆ぷらねっと
演出助手兼、出演のゆうぎりが2月22日(土)に開催したライブをレポート致します。
↓チラシ
【ライブ概要】
- ライブタイル:コトアゲライブ′20 Vol.01
- 開催日2月22日(土) 14:00~&18:30~
- 出演:日疋士郎/ゆうぎり くろむ/川名 千秋
- ゲスト出演:大木静花
- 主催:中延活性化委員会
「耳は最後まで生きている。」そして会場に風がふいた。
2019年9月に公演した舞台。「月読の扉」の劇中の劇中詩。 風とも呼吸音ともとれる音が会場を包みます。黒衣、銀髪の詩人が 物語の始まりの風を吹かせました。
「気流」が今思えばライブ前半の根幹になっていた気がする。
砂の街(ゆうぎりくろむ)
》「こんな僕だって、明日はゴビ砂漠に運ばれるんだからさ。」
春(川名千秋)
》「転げ回りながら はしゃぎ回りながら 春だ、春だと微笑う」
ポジティブ(日疋士郎)
》「酸素マスクのしゅーしゅーいう音やら 3列の数字のモニタやら 電子グラフの不規則に明滅する あの 明け方の病室に立っている」
風を巡る物語(川名千秋)
》「すーしゅりすーふ シュースリシースー
あなたとわたし あなたとわたし」
会場はいろいろな気流を作る装置になっていました。
気流は何かを運び、はたまた、僕らを結合し、会場を一つにしていく。
風が色づいていきます。
「変容」を魅せるこころみ
ムービースタァ(ゆうぎり くろむ)では僕の性の二面性の表現して
います。姿勢、布使い、声。
男の自分、女優の自分を一つの詩の中で両立させていく。
ぷろじぇくと☆ぷらねっとは移り行く性、生もテーマだと思っています。
ムービースタァ(ゆうぎり くろむ)
》「もっとボクを凝視(みて)よ。。。 この幻に溺れたいんだ。。。」
衣衣(日疋士郎)
》「あなたのなかのぼくがめをみはる ぼくのなかのあなたがうるんだめでやわらかくいきをしながら「おどろいてばかりいるね」と わらった」
夜が深くなると、生き物たちの本能が。
休憩を挟んで後半は深夜2時~4時の深い夜が会場を包んだのです。
あの鈴の音は夜に僕らを誘ったのだ。と追憶します。
ベクトル(日疋士郎)
》「うつくしい、と言えなくもない銀色の植物がゆるゆると、
ゆゆるゆると天へ、 月にかかやくそれら異形のものたちは、」
メッセェジ(ゆうぎりくろむ)
》「デメニギスは月面着陸の夢を観る。 頭蓋はブヨブヨのゼラチン」
新体詩 白い子供(川名千秋)
》「からだから
絵本朗読の試み 「くまのこテディ」
ゲストの大木静花さん作の絵本朗読も特別に読ませていただきました。深夜にうごめくあやしい生き物たちはテディの登場で住処に還っていきました。
身体と言葉のセッション
クライマックス。置換(日疋士郎)、日疋の朗読と大木静花さんのダンスがまるで織物のように会場を鮮やかにしていきます。
気流も
逆らえない性も
深夜に蠢く生き物も
痛みも
哀しみも
全部、全部、言葉と肢体に織られていきます。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございます。
んん。コトアゲライブのレポート・・・。自分で課した記事ではあるものの。難しかった・・・。これからもコトアゲライブは2か月に1回のペースで開催していきますので、レポート、頑張って書いていきますね。
(文:演出助手 ゆうぎり くろむ)
(撮影:オザワユキ 投影写真:大石裕之)
ご興味持たれた方。 次回の開催は・・・↓
<コトアゲ・ライブ‘20 Vol.2>
- 日時:4月25日(土) ①14:00~ ②18:30~
- 会場:インストールの途中だビル 4階「インストスタジオ」(〒142-0041 東京都品川区戸越6-23-21)
- 問い合わせ:nakanobu.promotion@gmail.com
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